50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【DiDi Uber28】コロナバブルの恩恵。本業がコロナに翻弄されているからこそ、取り返す!

「世界中で新型コロナウイルスの影響を受けていない人は人っ子一人いない」

だから、どれだけ翻弄されていようと、されてまいと、言い訳はしない。

 

半年くらい前から、そう思ってきました。

 

1月31日の前々回投稿の最後の方に「輸入事業の方は順風満帆とは言い難いです」と記した通り、初荷を輸入できたのに第2便を輸入できない状況が師走段階から続いています。輸入先のハンガリーの輸出業者の動きが鈍いからです。

 

今日2月3日には、協力してくれているハンガリー在住日本人と話をするなか、ハンガリーの窮状に話が及びました。ハンガリーは日本より新型コロナウイルスの蔓延状況がひどく、レストランなどの営業も午後7時までの状態が続いています。午後8時以降は外出禁止です。

 

輸入先はショップだけでなくレストランも経営しています。ショップの売上の7割は外国人観光客だったといいます。わりと大きいショップ兼レストランを持っていたので、そこの家賃は相当なもの。クビが回らなくなる可能性にも話が及びました。

 

「倒産となった時には、こうしよう」。そんな話にまで至ったのです。その時には、前もって渡している輸入代金がお釈迦ですが、勉強代と思うより仕方ありません。

 

そんな苦境にある一方で、配達バイトではコロナの恩恵を感じています。これまでに記したように、時給1500円以上、週4,5万円を確実に稼げる状況にあるからです。

 

昨年の秋ごろまでは「全然注文が入らない」「俺を走らせてくれ」と思っていました。だから、UberとDiDiの二本立てで注文を取ろうとしたのです。

 

そんな状況だったのに、昨年暮れごろからは、DiDiだけでも注文がばんばん入り、走りまくれるようになっています。しかも、インセンティブが高額になっているようです。昨秋段階では「1日で5000円稼げればOK」といった感覚だったのに、5000円なんて屁の河童。週5万円を余裕で稼げる週が出てきているのです。

 

DiDiやUberだけでなく、出前館、パンダマークのfood pandaという外資も参入して、夜が更けて来ると「動き回っているのは配達員ばかりなり」という状況になっても、がんがん注文が入って走らされる。そんな嬉しい悲鳴を上げる状況が生まれました。

 

それもこれも、コロナの影響です。

 

「やっぱり外食できないんですか」

 

ある日の昼時、大阪・心斎橋あたりのおしゃれなビルのオフィスに食事を届けた際、出てきた20代半ばの女性にそう聞いてしまいました。コロナがなければ、心斎橋のおしゃれなレストランで昼食を楽しんでいそうな女性でした。

 

「もう、全然出てません」

 

そんな回答がありました。

 

「そうだよな」「うちの娘の職場もそうらしいし」「今さっきも有名企業の職場に届けたばっかだし」。そんな思いが脳裏をよぎりました。

 

ほんの一言二言のやりとりですが、うら若きいけてる女性との会話に活力を得て、さらがんばって配達-となったわけですが、まあ、それは置いといて、コロナバブルを感じることがもう1つありました。

 

それはアマゾンの配達バイトです。

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正確に言うと、個人事業主としてアマゾンから配達業務を請け負うという話ですが、驚くべきはその報酬です。自らの軽ワゴンを使う必要があるのですが、10時間22日働くだけで44万円の報酬です。

 

働く日は自分で決められるので、月に11日、4時間ずつ働いたとしても17.6万円の報酬が得られるというのです。DiDiのセレクトパートナーとしての週5万円に匹敵する報酬を11日で得られるのです。

 

もちろん、軽ワゴンの経費や駐車場代、ガソリン代もかかります。しかし、輸入業務がうまく回れば、軽ワゴンは商品の配達にも使えるのです。たまに自らの商品の配達に使いつつ、多くはアマゾンの請負業務に使う。そんな可能性も見えてきました。

 

それもこれもコロナのおかげ。そんなことも思い、第2便の輸入が叶わない現状からの逃避を続けているのでした。。