50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

5年前に受けた異動の内示以降、初めて「これは、やばい」と感じ、会社から離脱して個人で生きていく方策を模索し始めた。 「これなら、商売になるのでは」 そう思えた事業もあったが、なかなか踏ん切りがつかなかった。10年ほど前に行われた希望退職制度は再開されず、まあ、仕事自体はおもしろかったため、ずるずると会社に居続けたというわけ。 しかし、平成30年暮れに希望退職制度の復活が発表され、31年2月に募集を開始。「退職金を上積みしてやってるんだから、さっさと辞めろ」と迫る苛烈な面談が50代のターゲット社員全員に対して行われた。面談前に過呼吸で倒れた人が出て、メンタルやられて仕事に出てこなくなった後輩もいた。もともとメンタルの弱い社員の中には、ターゲット対象外の30代であるにもかかわらず、うつ病を再発させて休職してしまった人も出た。 ただ、私の場合は5年間考え続けた先行者利益があった。だいたい、何ができるか、何をしないといけないか、の検討はついていた。そして、幾度目かの面談の後に退職の意思を固め、会社に通告した。 とはいえ、そう簡単にもうけられる商売ができるはずはない。 商売に必要な技量、ノウハウを得る必要もある。 だから、失業手当がもらえる1年程度を、懐かしの「モラトリアム期間」と位置づけ、パソコン教室通いや、あれやこれやの模索を始めることにした。 このブログはそんな試行錯誤、モラトリアム男への周囲の反応だけでなく、会社や制度の問題点にも言及し、同じような境遇にいる人たちの参考になる情報を発信しようと考えています。よろしくお願いします。
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