50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【失業4カ月】パソコン教室に苦しむ。

 失業4カ月が数日前に訪れました。その数日前から、「失業4カ月の記事を書かないと」とは思っていたのですが、書けなかったのは「パソコン教室についていくのでやっと」だったからです。uber eatsも暑さとインセンティブ(クエスト)の悪さに負けてやってませんし、ライティングのバイト(請負)もあまりしていません。酒も控えましたから、この10日ほどはわりと時間に余裕があったのです。塩野七生さんの大著「ローマ人の物語」を読み始めはしましたが、それほど時間を使っているわけではないので、書けなかったのはパソコン教室での余裕のなさの現われです。

 

 パソコン教室では先月中旬から「コーディング」というプログラミングの一種に取り組み始めました。コーディングとは、ホームページの原型をhtml言語などで作り上げていくことで、この作業をする人をコーダーと呼びます。プログラマーは多様なコンピューター言語を扱って、コーダーの作ったホームページをブラッシュアップします。

 習い始めてわかるのは、「コーダーだろうが、プログラマーだろうが、こんな仕事で若い者に勝てるはずがない」ということです。手は遅い。頭も固い。記憶力も吸収力も衰えている。目も悪い。なのに、webの世界では次々に新しい仕組みが追加されていく。「プログラマー35歳定年説」というのがありました。「そんなことはない」というのが定説になっているようですが、私の実感は「35歳とは思わないけど、50歳まで現場作業を続けるのは無理」です。ましてや50歳から始めるなんて「できるはずがない」。

 

 それでも、割と真剣にコーディングに取り組んでいる理由の一つは、ほんの少しであってもホームページを作れたり、webの世界を身近にできることに喜びがあるからです。そして、これを逃すと絶対にホームページ作りなんか自分でできなくなるーという気持ちです。コーダーの仕事をしようとは思いませんし、思えませんが、「バーのHPなど簡単なものなら作れるようになりたい」という気持ちは芽生えました。さらには、「負けたくない」という意地でしょうか。

 

 ですので、最初の1カ月は教科書を教室に置いたままにしていた私は、教科書を家に持ち帰って復習するようになりました。それだけでも足りず、昨日は、コーディングしたhtml言語とCSS言語をプリントアウトして、どの言語がどう結びついて、位置が決まったり、色が変わったりしているのかーということをチェックするようになりました。

 

 そこまでしたのは、授業についていくのがやっとだからです。少し、気を抜いたり、別の作業をしていると、先生の言葉を聞きそびれてしまうのです。もちろん、10人の小世帯の教室ですので、質問はできます。なんとか、言われた作業をほぼ(!!)こなすことはできるのですが、こなすだけでは身に付かない、わかったことにならないのです。

 それを、自分が書き込んだhtmlとcssの言語をみて実感したのです。「これ、何のために書いてるんやったっけ?????」。持ち帰った教科書を開きながらにらめっこしてもわからないことが多いのです。そして、いつの間にか、寝てしまい、未明に目覚め、ぐたぐたになる。そんなこんなの数日でした。

 

 「 あー、まったくわかってない」

 

 そうなって、昨日、プリントアウトしたのです。プリントアウトしたhtml言語が並んだ紙に、「これは、こういうこと」というのを書き込み、わからない時には、「?」を書き込みました。

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 少しはわかった気になれました。このプリントアウトした紙をにらめっこし続ければ、「少しは頭に入ってくれるだろう」という気分にもなれました。(汚い字ですみません)

 

 そして、きょう、カンプと呼ばれるホームページの絵面をプリントアウトしたものと、色などの指示が書き込まれた紙をもとに、コーディングする授業がありました。 このプリントアウトが役に立ちました!! あすもこの作業が残っているので、また、これから復習します。。

 

 就職? 仕事? 請負的な仕事は、この1カ月のうちにそれなりに進んでいるようにも思えますが、「じゃー、生活費稼げるの?」「ずっと、仕事あるの?」となると、やっぱり、濃霧注意報発令中です。