50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【働き方改革1】【ハンガリー2】ランサーズが追っかけてきた?!

 ランサーズという、フリーのライターやコピーライターと、記事やコピーの発注者とを結びつける会社がある。ここに登録したのは4、5カ月前だったか。自分の能力をどれほどの値段で買ってもらえるのかが気になったからだが、今年の前半は前の会社での仕事が忙しく、「やりたい」と手を挙げたのは一度だけ。新規事業の名づけの仕事だった。

 発注者サイドが新しい事業を立ち上げる際の事業名を求めており、それに提案した。それなりにいける提案ができたと思ったが、世の中甘くはなく落選。当選者の提案をみて、納得した。

 コピー1つで数万円だったと思う。「30分程度でゲットできたら」と考えたわけだが、さすがに甘かった。このときの経験で、ランサーズの提案者の中にはプロがいると思った。甘くはない、と思った。

 

 そんなランサーズがメールで「#採用辞めよう」という刺激的な見出しの一面広告を新聞に打つ-と知らせてきた。

 「ネットの力で、個人は時間や場所にとらわれず自由に働くことができるようになった」と時代の変化を指摘したうえで、人手不足のなか、採用に頑張るのではなく、フリーランスを使うという逆転の発想を訴えた。

 

 そう、ネット環境が整い、ランサーズのような会社ができたことで、フリーの人間が活躍できる場は大いに広がった。そして、起業したての会社を中心に、フリーに目を向ける企業も増えてきた。しかし、大手はまだ目を向けていない。

 そこに、ランサーズが打って出たこの広告。

 「時間や場所にとらわれず自由に働く」

 まさに、私が求めていること。

 そして、ネットのおかげで、ハンガリーで少しだけそのような働き方を実現できた。ランサーズ経由ではなかったが、まさに「時間や場所にとらわれず自由に働く」ことができた。

 

 ランサーズの広告についての記事を、huffpostが6..2に配信した。

 記事は、ネット上の「優秀な人=正社員でなくなってきている」との声を取り上げつつ、秋好社長のインタビューを踏まえて「人手不足で悩む企業側と、正社員とは違う形で会社に貢献したいと考える人材との間でミスマッチが起きている」と指摘した。

 記事では秋好社長の「会社の中にいると、年齢を重ねるとややもするとマイナスの対象にみられがちですが、フリーランスの世界では歳を取ったり経験がある方がプラスに働きます」との声も紹介している。

 

 そうだと思う。

 私は、「会社に必要とされないのなら、さっさと自分のスキルを外の世界で試して磨いて、好きな場所と時間に働きながら60以降も働けるようにしてやるわ」という気持ちで退社を決め、似たような境遇の人がこれから先に多く出るだろうと思ってこのブログを始めました。

 

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 今日はホステルのレンタル自転車を借りて、語学留学をもくろむ大学を視察し、その途中にあったローマの遺跡を見学、マルギット島では、音楽に合わせて出方がかわる噴水を楽しむハンガリー人の姿を見てきました。

 次回、日本人の働き方どころか、統計のおかしさを指摘するパリ在住10年の男の声を届けたいと思います。