50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【自営業5】退社1年、バイトの面接を受けました。

前の会社を退社したのは、昨年4月末。最後の出勤日は4月22日でしたので、今日で退社からちょうど1年になります。会社を辞めてすぐ、失業認定をしてもらって、ハンガリーに行き、パソコン教室に通い、ハンガリーからの輸入事業を始めるべく昨年秋ごろから本格的に動き始めました。

 

いろんな準備は進められているのですが、商品の輸入にまでは至っていません。ライティングのバイトもできていないので、収入ゼロの日々が続いています。

 

食いつぶす日々の感覚には、事業にめどがつきつつあることもあって、ある程度慣れています。マンション内での視線は気になりますが、平日の日中に出歩くことには抵抗感がすっかりなくなりました。しかし、事業の準備もあらかた済んで、大してすることがなくなってくると心が落ち着きません。

 

ヒマだから、普段は絶対に掃除しない場所を「〇年ぶりに掃除する」なんてこともして、断捨離を進め、いらないものをメルカリやラクマ(楽天のオークションサイト)で売り始めましたが、ヒマなことに変わりはありません。

 

絶対的にしないといけないことがなくなってくると、生活のリズムも崩れてきます。

だから、バイトをしようと思いました。

 

実は、ひと月ほど前、酒屋の配達バイトをしようと面接に行ったことがあるのですが、口ひげにダメ出しをされました。このころはクラウドファンディングが成立するかどうかも定かではなかったため、今よりも事業の見通しが悪く、収入への焦りがありました。

ただ、口ひげダメ出しの上に、バイトの開始日が2週間以上先。1カ月ごとにローテーションをきちんと決める勤務形態にも嫌気がさして、辞退しました。そうこうするうちに、クラウドファンディングが成立してばたばたとすることが多くなったのですが、今に至ってヒマです。家の密度がコロナの影響で高まっているので、なるべく家を出たい気分もあります。

 

で、さきほどスーパーの朝の商品だしバイトの面接に行ってきました。

午前7時から10時までの3時間でちょうど3000円。半年間は働くよう求められ、あらかじめ出勤する曜日を決めておくローテーション勤務でもありましたが、 家から近いため地下鉄に乗る必要もないし、生活にリズムもつくと思って応募しました。

 

とりあえず、日月か月火の週2回勤務。

月2万4000円程度。安いといえば安いですが、生活へのリズム付け、労働習慣付け、ヒマつぶし、と思えば、とてもいいように思います。

 

面接で口ひげにダメ出しがなかったので、大丈夫だと思うのですが、今週中にはあるという採用連絡がないまま、不採用通知が郵送されてきたら、ショックだな、間違いなく。

 

 追記

 面接のために入館する直前、検温をさせられました。面接官によると、コロナ以前からバイトを含めて全員に毎朝の検温を義務付け、37.5度以上の場合は休むよう求めているとのこと。37.3度の場合でも「たいていの場合、電話でやりとりしたうえで、休んでもらっている」とのことでした。

 徹底ぶりに驚かされましたが、これこそがパンデミックを防ぐために必要なことと思いました。そして、非常事態宣言が終わった後も、すべての会社がこのような対応をすれば、第二波、第三波ということもゆるやかな波で収まるのだろうと思いました。