50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【退職手続き2】キャリア相談って、こんなもの

 先日、大手人材会社の再就職支援会社のセミナーに参加、昨日はその結果をもとにした一対一の相談会に臨んだ。

 セミナーでの課題は大きく2つ。1つは「働き方の分析」、もう1つが゛キャリア分析」。「働き方分析」では、「あなたにとって、仕事とは何か」「今後、何をしたいか」を問われた。そして、「仕事とは」では、「楽しいもの、そして収入を得られるもの」と回答、「何をしたいか」については「ライティングでお金を稼ぐこと」だった。

 そして、「働き方の志向チェックシート」では、「多少のリスクを冒しても、新しいことに挑戦することに興味を感じる」かどうかなど、46項目について「とてもそう思う」から「そう思わない」までを数字化した「2・1・0・-1」の4つを選んだ。

 こういうブログを始めたぐらいだから、「独立して新しいことを生み出したい」というのが最も高く、「社会に役立ちたい」が続いて、「安心して働きたい」が最も低かった。

 全体の数値がサンプルに比べて小さいことが気になったが、「それは気にする必要がない」とのことだった。

 そして、改めて「どんな仕事をしたいか」などの記入を求められ「前職が忙しい気の抜けない仕事だったため、就職する場合はそれほど忙しさのない仕事を求めたい。また、副業・兼業の認められる働き方ができれば、それほど年収にはこだわらない」と記した。条件としては「就職先の年収としては300万~450万円」と。

 

 我ながら、「勝手なことを書いているな」とは思ったが、まずは素直な自分の思いをここに記しておくのもよいか、と思い、思うままを書いてみた。

 

 そして、課題として出されていたものの果たせていなかった「キャリア分析シート」というものも記入した。これは自分の勤め先、異動先と折々の職務内容、その際のエピソードを記すもの。

 これを書きながら、「誠実さ」や「信念」「リーダーシップ」「公平さ」など、能力スキル・知識のチェックを「高・中・低」の中から選ぶ作業も行った。これは、自分でも驚くほど、自分に高い評価をつけていた。前の会社の目標面接で、適当に低い評価をされていたであろうことからの腹いせが、こんなところに現れたのか??

 

 私は新卒後1年だけ別の会社にいて、前の会社に29年勤めた。その折々の職務やエピソードを書く中で、「用いた能力・スキル・知識」の記入も求められるのだが、最も多く記したのが「ストレス耐性」だった。

 災害の中でも仕事を行ったり、受け入れにくい異動であっても異動先で楽しんで仕事ができたり、といったことを考えると、やはり「ストレス耐性はあるな」と思う。もっとも、「うっちゃる」とか「気にしない」といった方法を使ってではあるが。。だから、アピールしたい要素として「ストレス耐性」を記し、「分析力」というのも記してみた。

 

 昨日の一対一の相談会では、これらの結果を見てもらい、「あーだこうだ」の話を伺ったが、あまり参考になることはなかった。

 記憶に残っているのは、「働き方の志向」の中にある「安心して働きたい」という項目のイメージを問われ、「永続的に、安定した収入を得られる環境で働けること」と答えたら、「人間関係の安定性と答える人もいる」と言われたことだった。

 私にとっては、人間関係に「安心」を求める必要性はなかった。いい職場、いい人間ばかりだったからか? たぶん、違う。メンタルをやられる同僚、若い社員が多かったことを考えると、やはり私は「気にしない力」が高かったのだろう。

 

 昨日の相談会はさして役に立ったとは思えなかったが、自分の性格や志向、仕事ぶりを振り返り、自分なりにではあるが、これまでの仕事の中でどのような能力が役立ったかを考える経験は割と今後に役立つのではないかと思う。

 

 そういえば、地元の英会話カフェで「4人グループ」で話をするなか、「自分のいいと思う性格、悪いと思う性格」を発表しあうということになった。まず初めに、社会人1年生の女性が発表、「いいところは素直なところ、悪いところは短気なとこで、すぐ友達にきつくあたってしまう」と英語で話した。おっとりした感じの丸顔のその子の顔を見ながら、「短気」というのには意外感があるが、「そんな感じなのかも」と納得。次の同年代の男は「パス」、そして私もつい「I can`t speak」と。で、思ったんですけど、女性って子供の時からの女友達との関係性から、「自分を分析する」ということを常にしてるんじゃないかと。それに比べて、男は身勝手に生きてるから、分析なんてしない、しない。

 次回は、職務経歴書などの応募書類を書き始めるので、また、報告します。でも、この子のことも、また紹介したりして。。