50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【uber eats6】【退職手続き3】マクドで働く娘とuber談義

 先日、マクドナルドで2年以上も働いている娘とuber eatsについて話す機会があった。

 曰く、「注文商品の入れ間違いも、uber経由の話になるから面倒くさい」「uberに配達してもらうために、商品の入れ方を普段と変えないといけない」と、uberへの文句を言う。

 「uberを利用することで売り上げが確実にアップしているのだから、しょうがないのでは」と問うと、「配達してもらう側だけでなく、店側もuberにお金を支払っている」と言う。

 「やっぱり」と思った。

 uberの配達員に登録すると、1000円分の利用権をただでもらえる。だから、1度だけ配達してもらったことがあるのだが、私が払った配達料は私が配って得られる配達料と同額に思えた。つまり、クエストと呼ばれる「5回配れば2000円」とかいうインセンティブ分は、商品の注文者は払ってない。

 だから、誰が払っているのか不思議だったのだが、やっぱり配達してもらう側もuberに利用料を支払っていたのだ。uberも人件費やオフィス代、AIシステム代と多くの投資、経費を使ってこのシステムを維持しているのだから、当然である。

 

 疑問が氷解したところで、娘が言った言葉が気になった。

 「uber eatsは半時間経ってやっとくる人もいる。中には、1時間もかかる人がいる」というのだ。

 私はどちらかというと、「一刻も早く」とついつい思ってしまうタイプ。店側も当然、私がいる場所を把握しているはずなのだから、どの程度の時間がかかるかは推測しているはずなので、想定を大幅に超えることはしたくない。そして、配達先の注文者にも対しても同様だ。注文者は配達員がどこを走っているかをスマホ上で確認できるから、とろとろしていると「こいつ、はよせぇ」と思われること必至。だから、つい一生懸命ペダルをこいでしまうのだ。

 

 で、これが意外と再就職の際の美徳になるのかもしれないと、先日の再就職に向けたセミナーのことを思い出しながら、感じた。「世の中には、遅れることをなんとも思わない人間もいる。俺の方がまだいけてる」。まあ、大したことではないけれど。でも、セミナーの際に聞いた「趣味は自転車などのスポーツを記す方がいいですよ。会社側はどうしても、50を過ぎた方には『体力、大丈夫?』という目で見てしまいますから」という話とあわせると、話のネタとしてuberに価値はありそうだ。