50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【再就職手続き25】自営に専念と宣言。少し、損した気分。。

 4カ月にわたったパソコン教室が終わり、再び自由な身分となりました。しかし、いや、ありがたいことに、割りと忙しい体になっています。あれこれやるべきことがあるのです。実家のこともありますが、書く仕事の方もいい感じになっていて、外に出て取材をするという仕事もお願いされました。講演の取材でしたので、録音がうまくいくかどうかとか、久しぶりの一眼レフをきちんと使えるだろうかとか、いろいろ不安もありましたが、まあそれなりになんとかなっていると思います。さきほど、脱稿しました。

 この仕事はこれまでよりも単価がよく、こんな仕事が次々に入ればちゃんと食っていけるというレベルなのですが、世の中そんなに甘くない。次々に入らなければ、干上がります。

 一方で、6月のハンガリー訪問で見つけた商材で輸入事業をしようとする企ては、もはや後戻りのできない状況にあります。ですので、書く仕事と輸入事業に向けたいろんな作業に追われ、再就職なんてことは考えられない状況にあるのです。

 

 昨日の19日、失業期間中の状況をハローワークに伝える失業認定日でした。いつも通り、働いた日を記した書類を提出。「次回は12.5が認定日です」「2回は就職活動をしてください」と伝えられ、「自営業をしようと思っている」と伝えました。でも、会社の登記はまだなんですと。自営業の場合は事務所にする部屋を契約するとか、会社を登記するとか、そんなことをメルクマークとして「自営業を始めた」=「失業状態ではなくなった」と認定されるのですが、今もって「自営業を始めた」「でも儲からなかった」「損するばっかりで終わった」となる可能性は捨てきれません。

 儲からなければ、そして、書く仕事でも十分なお代をいただけなければ食べていけません。だから、輸入事業の白黒、グレー(ちょっとだけ儲かる)がはっきりするであろう半年先には、「やっぱり再就職」という可能性は十分にあります。

 

 でも、「自営業をしようと思っている」「あすか明後日に会社の登記をする」と伝えたのは、もう専念しようと思ったからです。失業手当をもらうために、再就職するふりをするのがわずらわしいと思ったのです。たぶん、自営業の先行きが見えないので、「まだ宙ぶらりん」ということで失業状態であると強弁することはできる状況ではあると思うのです。現実問題としてそういう状況ですので。ただ、公務員に職務専念義務違反があるように、自営業を始めると決めた以上は自営業専念義務を果たそうという感じです。

 

 ただ、ショックは受けました。

 

 失業手当の受給期間を3分の1以上残して再就職(自営を含む)を決めた人には、再就職手当が支給されるのですが、これが残りの受給金額の6割か7割になると単純に思っていたのです。残りが3分の1以上3分の2までの場合は6割だから、私のもらえる1日の失業手当8000円強の6割、5000円×残り日数になると思っていたのですが、6割を掛ける数字には6000円強という上限があり、6000円強の6割、つまり3700円×残り日数という計算だったのです。

 

 8000円が5000円に減るのはまだ我慢できても、半額以下になるのはつらい。そもそも、「この上限はなんなんだ」とも思いますし。ただ、この再就職手当の総額は58万円ほど。10月18日までの失業手当24万円込みで考えると80万円ほどは近々いただけます。11月、12月、1月、2月。。。これぐらいまでは頑張れる。指折り数えてそう思いました。それまでに白黒、グレー、はっきりしています。