50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【勝手に高知観光大使2】行きつけのバーで生姜の粉末、酒盗などを渡す

昨夜、大学のゼミ同期と、もともと彼が行きつけにしていたバーに行った。

カウンターだけの店だが、彼が来る前に彼のスペースを残して椅子はすべて埋まった。

近大卒という社会人2年目の男と、55の男に連れられてきた妙齢の女性が話すのを聞きながら、そして、たまにこちらかも突っ込みを入れたりしながら友を待つ。

 

そして、ようやく友が来て、地下鉄の客が帰り始め、マスターの手が空いたのを見計らって、「これ、どうぞ」と、生姜の粉末とドライミニトマトを渡す。ともに高知・夜須の道の駅で購入したものだ。

 

2つとも、家の近くのバーで小分けした残りだったが、そのバーでも「生姜は開けただけでふあっと香りますね。モスコミュールに生姜シロップを足して濃くすることがあるけど、こっちの方が香りがたつでしょうね」「このドライトマトは固すぎるけど、出汁で風味をつけてオリーブ漬けにしたら、お客さんに出せそう」と好評だった。

 

高知には「star light」という有名なバーがあり、ここで頼んだ「室戸黄金柑のソルティドッグ」は、実にさわやかでほんのりした甘さもあり、ふだんはカクテルを飲まない私もはまってしまい、今にあっても、もう一度飲みたいと思わせる味だった。このさわやかさは高知でないと飲めないだろうと思わされたからだ。

そして、「もう一杯だけ」と頼んだのが、「土佐生姜のモスコミュール」 。生姜を漬けた甲類焼酎を使うモスコミュールは何回口をつけても飽きが来ない。そして、ここの女性バーテンダーによると、辛みをもっとと所望する人にし、生姜パウダーを使うことがあるのだとか。だから、たぶん、お渡しした生姜の粉末は十分に役立ちそうだと思ったのだ。

 

で、昨夜のバーテンダーは、生姜の粉末をちらっと舐めて「これ、いいですね」と。ドライミニトマトにも喜んでくれたので、帰り際、乾燥させたミョウガ酒盗(カツオの内臓の塩漬け)をこれは開封しない新品をお渡しした。

 

さて、彼はどう、これをするか。この2月に、高知で買ってきた夏みかんピールを絶妙なカクテルに仕上げてくれたバーテンダーだけに、楽しみである。