50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【自営業23】DiDiもウーバーもできず、募る危機感

前回の書き込みで、「公私ともに、いいことも悪いことも」と書きました。

 

その数日後、前の仕事のつながりで今も一緒に飲んでくれる某大手小売業界の2人と飲みに行き、その時に「禍福は糾える縄の如し、という言葉がありますが、今の私は禍福のつぶてを一気にたたきつけられてる気分」、なんてことを言ったと思うのです。

 

いいことと悪いことが、「これでもか」というぐらいにやってくる。

 

それでも、「それなりの対処はできているかな?」と思えてはいるのですが、対処できないのは、「お金」です。

 

初荷の先行販売が割と順調なのはとてもありがたいことですが、それなりのフォローをしなければならず、それに時間が取られています。オリジナルの箱も作るべく打ち合わせもしています。また、先行販売が決定するまでに割とすったもんだがあって時間が取られたので、ウーバーイーツも中国版のDiDiフードもなかなかできず、したがって日銭週銭が稼げない状況が続いています。

 

これは大いに困りものなのです。週3万円を死守できればストックの目減りを抑えられ、失血死を免れることができるのですが、このところは週1万円も行かないありさまです。

 

本業が忙しいのはいいのです。売上もそこそこ見込めます。でも、売上金の入金は来年2月です。売上金が入金しても、それは運転資金に回るだけです。つまり、私の財布には一銭も入らない、単なる会社のお金です。

 

愚痴が長くなり過ぎました。

 

ウーバーイーツとDiDiの比較をしたいと思っていたのです。前々回11月15日の書き込みの最後にその旨を記していました。その時には、DiDI圧勝という感じでした。あのあたりでは、DiDiの方がはるかに仕事をくれるし、インセンティブもいいし、と思っていてたのです。

 

そして、そのころはほぼDiDiオンリーになっていたことから、「優秀な配達員」に選ばれ、1週間で最低でも1.5万円は確保できるという特別なインセンティブが提示されたのです。この1.5万円を確保しつつウーバーで稼げれば3万円の死守は思いのほかたやすくなるのでは? そんな期待が芽生えていました。

 

ウーバーをやればわかるのですが、仕事をくれないことほど悲しいことはないのです。次々に仕事をもらえてチャリンコをこぎまくる。これなら楽しいのですが、配り終えたらぼーっ、やっと仕事もらって配り終えたらぼーっ。これ最悪。「もういい」となります。

 

DiDiはウーバーに比べて仕事をどんどん回してくれたので、DiDiに傾いたのです。そして最低1.5万円インセンティブ。これは1週間のうちに50時間だか仕事を受け付けて(オンラインにして)いればいいぐらいの条件で1.5万円を保証してくれるのです。

 

勢い込んだのですが、50男の悲しいサガといえばいいのでしょうか。仕事を受け付ける地域指定ができないまま過ごすうち、希望した場所とはほど遠い場所で仕事をするように指定され、結局このインセンティブをフイにすることになてしまったのです。

 

前回の書き込みで記した「次は比較を」という書き込みの意図には、このインセンティブの紹介の意味も込めていたのですが、優秀配達員としてこのインセンティブの対象になるのは間違いなく年明け以降の話でしょう。

 

このインセンティブを紹介できないことも残念ですが、何より、それほど漕がずに週1.5万円を稼げそうなインセンティブを逃したことが何より残念なのです。この数週間は週銭数千円が続いているだけに、逃した魚は大きいといった気分です。

 

1.5万円死守インセンティブを失い、時間もないなかで週銭数千円。それでも、やっぱり少しぐらいは止血できます。だからやらなければなりません。やれば、以前書いたようないろんなメリットもやっぱりあります。

 

土曜日は午後6時ごろから本気モードに入り、ウーバーとDiDiと両方をオンラインにしました。結果、ウーバーの方が多くの仕事をくれました。少し意外でした。1.5万円インセンティブを提示され時は「もうウーバーいらん」くらいの気持ちになっていたのですが、「ウーバーもやっぱり必要」となりました。

 

なぜなら、どちらか片方からしか受け付けなければ、仕事をもらえる可能性が両方から仕事をもらえるようにしたときの半分にまで下がってしまうからです。DiDiは大阪のみですが、東京や広島にお住まいなら、フィンランド発のWoltに登録できますので、ウーバーとWoltの両方を登録されるのがよいと思います。

 

でも、そんなことより、午後9時過ぎまでチャリンコを漕いで、その足でスーパーで買い物して帰ってビール(赤の金麦ラガー)を飲む。このビールがやっぱりうまいんことが嬉しい。そして、このところ30本になることもあったタバコの本数が、久しぶりに20本以下になったことも大きなメリットでした。