50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【自営業1】耳鳴りがする。

 耳鳴りがひどい。ほぼ24時間、「きーん」という音が両耳から聞こえています。もともと耳鳴りのする方だとは思っていますが、時々気になる程度だったのに、この1カ月ほどは恒常的になり続けています。今もそうです。先日、大学の後輩と会ったとき、「メニエール病になった」「味がわからなくなった」「耳鳴りがするのならメニエール病かもしれませんよ」と言われ、役所手続きの合間に耳鼻科に行ってきました。

 

 この19日にハローワークで「自営宣言」をした後の平日3日間は、会社の変更登記の申請や銀行口座の名義変更、大阪府税事務所、大阪市税事務所への登録手続きなどの準備に追われました。書く仕事への対応もそれなりにあり、忙しく過ごしました。

 忙しいのはいいのですが、「自営宣言」したところで、会社の登記がちゃんとできたところで、収益が上がるわけではありません。たぶん、収益が上がり始めるのは何カ月も先です。いや、そもそも、ちゃんと商材が輸入できるのかさえ100%の確証が得られていない状況です。輸入できても収益が出るかどうか・・・、もうこういうことは書いてきました。

 

 メニエール病は耳鼻科のHPによると、「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」を原因にして、「難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する」というものです。

 わたしはめまいは感じませんでしたが、メニエール病と診断された後輩は、ずっと耳鳴りなどの耳の不調が続き、あるときに立っていられないほどのめまいを感じて医師の診断を仰いだら、メニエール病と言われたとのことです。耳鼻科のHPを検索しても、後輩の訴えた味覚障害との直接的な関連は出てこないのですが、一番いやだなと思ったのは、メニエール病になって「味覚障害になる」ことでした。

 

 とりあえず、隙間の時間を狙って耳鼻科を受診し、耳を外から見てもらい、聴力検査をしました。すると、年齢相応に高温の聞こえ方が悪くなっていたのですが、音の変化などについてはすごく成績がよく、「難聴ではない」とのことでした。

 そして、「メニエール病の可能性は」と単刀直入に聞くと、「メニエール病は難聴を伴うから、その可能性はないです」と明言しました。「耳鼻科の出る幕ではない」と語った医師は、「脳腫瘍が原因で耳鳴りがすることもある」と話したのですが、つい最近、脳のMRI画像を撮ってもらい、腫瘍などのないことはわかっていたので、その旨を話すと「じゃあ、大丈夫ですね」と。

 そして、「耳鳴りはストレスや寝不足でもなるんですよ」「私も10年ほど前から耳鳴りがするようになったんですが、『また鳴ってるわ』といった感じで気にしないようにしています」と話しました。

 

 そうだよな、と思いました。メニエール病を気にしないでよくなった今は、もはや耳鳴りを気に病む必要はなくなりました。気にしてもしようがないことを気にするのは、愚行に近いと思います。しかし、心房細動による不整脈加齢黄斑変性によって対象が微妙にゆがんで見える右目と、体のあちこちの部位に衰えを感じる今日このごろです。「ずっと耳鳴り」までがここに加わることは、できれば避けたいところです。

 

 私の恒常的耳鳴りの原因はストレスと睡眠不足なのでしょう。ストレス耐性はそれなりにあるとは思っているのですが、先の見えない自営という今の状況は、微妙に心に影響を与えているのでしょう。だから、お願いします。あんまり、いじめないで。やさしく見守ってね。。