50男の働き方改革~なるか、自営の道~

平成最後の31年4月末、30年近く勤めた会社を希望退職。再就職せず、生きることを目指す50男の記録

【再就職手続き19】失業手当減額。いいかげん過ぎて、しっぺ返しを受ける。

 「少し、いいかげん過ぎた」という自覚はあります。

 しかし、担当者が「まじめ過ぎた」という気もしています。

 

 失業認定日の今日、ハローワークに行って、「期間中にどれだけ働いて、収入がいくらだったのか」という申告をしてきました。

 行ったのは午後2時ごろ。役所などに問い合わせたいことがあり、一定程度の作業を終えてからのハローワーク行きでした。すでに失業認定を受けるのも3回目だし、「もっていくべきものはこのファイルの中にある」という自信もあったので、雇用保険受給資格者証などが入ったそのファイルをかばんに入れて行きました。そして、「失業認定申告書」を書くことを失念したまま担当者の元に行ってしまったのです。

 

 そして、白紙の失業認定申告書を前に、担当者から前回認定日の7.22からの就労状況や収入を問われてもたもたしていると、「向こうで書いてください」とぴしっと言われて、「次の方っ」。

 私は手帳を見ながら、そして、ライティングの仕事をくれている会社のメールを見ながら、収入や働いた日を書き終えました。しかし、待てど暮らせど、私の番号が呼ばれません。私の次に呼ばれた女性は長々と話をしてます。

 書き終えてから3人が呼ばれた後、いい加減に腹が立って、ばっと立って、さきほどの担当者のところに行って、「いつまで待たせるんですか」と強い口調で言うと、「待っていてください」と。

 でも、さすがに「悪い」と思ったのでしょう。いや、たぶん、女性をねちねちと攻撃していただけなのでしょう。女性とのやりとりはその1分ほど後に終わり、私が呼ばれました。そして、ねちねち攻撃は私にも向けられました。

 

 「こんないい加減なことは許さない」という意思が感じられました。

 

 私も、最初の段階で「今回は働いていない」なんていい加減なことを言いながら、手帳やメールをよくみたら働いた日があることに気づき、そのように申告書に記載したので分が悪い。ライティングの会社からのメールに添付された納品書兼請求書をみながら、「この日に締め切りが来てますので、働いてました」「だいたい、週に2,3本。1本5000円から7000円です」「働いているのは空き時間。パソコン教室に行っているので、そんなにべたっと働くことはできません」などと言いました。

 

 そんな15分ほどのやりとりの後、担当者は「では、これで計算してきます」と言って、中座しました。5分ほど後に帰ってきて、「3日分が減額されます」「減額されたら、失業手当の受給権は使ったことになるので、先送りされません」と言いました。

 前回、私はuber eatsとライティングを同じ日にやった日が2日あったので、「7.14と7.15は4時間以上働いた」といった感じで申告してました。4時間以上働けば、その日は失業手当が支給されません。しかし、その手当を受ける権利は先送りされるだけで、権利が消失するわけではありません。

 

 しかし、減額だと権利が消失するのです。

 

 ライティングの収入は4.8万円ほどありました。割としんどい思いもしながら稼いだお金です。それが1カ月前の私自身の申告ミスから、5日間で得た収入とみなされてしまいました。1日平均9974円の収入と計算されました。うち2日は「4時間以上働いた」として手当をもらっていない日の労働分だったので、残る3日が減額対象となりました。

 減額する金額は1日6300円を超える部分です。つまり9974円から6300円を引いた3674円を、失業手当から差し引くーというものです。この6300円という金額は人によって違うそうですが、50男が失業した時にはだいたいこんな感じになると思います。私の場合、1日8300円ほどの失業手当ですので、この3日間は4600円ほどになってしまいました。3日で1万円超の損失。こんだけ分、ただ働きしたも同然です。この記事の前に記した、健保組合からもらえるはずだった付加金12万円がもらえなくなったことに加えての打撃です。

 

 あーあ。1カ月前の俺のアホッ。おまえ、もっと働いとったやろ!!